努力する仲間を選べ

私は、仕事もプライベートも分けられないタイプです。これは、社長になったからという事ではなくて、昔からです。

プライベートが無くても平気ですか?と聞かれることもありますが、もうどっちがどっちか分からないのが正直なところです。
もちろん家族との時間は大事にしていますし、成長する子供たちを見るのも楽しみのひとつです。
ただ、仕事と家族以外の事に関しては、まだ余裕がないのが正直なところです。
余裕っていつできるんでしょ?誰かおせーてください。(笑)

「余裕がない」と言うのは、何もネガティブなことではなくて、まだまだ企業として成長を続けなければならないと思っているからです。
私は成長に必要なのは「努力」の一点だと思っています。

皆さんご存じですか?戦後GHQの指導のもと日本の憲法が作成された。この憲法は、日本が今後戦争に参加出来ないように作られた意図もあるということ。

どうして、意図してそんな憲法になったのか。

「日本人は努力の人」だからです。
他国にとって、脅威になりえるからだと思います。

今と違って昔の日本は、もっと閉鎖的な国でした。
交渉下手で、お金の話も苦手・・・
でも、日本の技術力って世界レベルですよね。それは、電化製品メーカー、自動車メーカーを見ればよくわかります。「made in Japan」はある種の安心と信頼を世界中で勝ち取っています。それって、日本人が忍耐強くて、努力をする人に他ならない証だと思います。

私もこの日本という国に生まれて、幸いにも会社をつくることが出来ました。
守るべき仲間もいます。その仲間と一緒に会社を運営するために「努力・努力・努力・・・」だと思っています。

また、立場上、色々な企業の上層部の方とお話をする機会があります。
世間の状況が厳しいなか活躍している企業の方がいう事は、ほとんど同じです。
活躍する人は、2種類いる。

1、天才と言われる、生まれながらの才能・能力に溢れている人
2、誰よりも努力する人

もし天才と言われる能力がないのであれば、努力すればいい。それも人と同じ努力以上の努力が必要だという事です。

これは、努力しない人はダメだという話ではありません。
ただ、私が日頃から感じるのは「努力する前から、多くを望んでしまう人」がいるということ。
そして、努力している人を「自分とは違う」と分けてしまうこと。

人並みの努力だって、充分評価されると思います。ですが、それ以上努力している人と同じ評価は得られない。それだけは確かなことだと思います。

私は、自分が特別だなんて全く思っていません。
若いころは(こんな言葉を使う程度には、歳をとりました(笑))さんざんバカなこともしてきました。だからこそ、今はひたすらに「努力」をして、その時の時間を取り戻そうとしているのかもしれません。

タイトルと少し離れてしまっていますが、「仲間」を選ぶときに私はこの「努力」をどれだけしているのか、したいと意識しているかを気にしています。同じ気持ちで努力を続けてくれる仲間は、お互いの成長に必要不可欠だからです。

努力は何のためにしているのか?と言われたら、「仲間のため」と胸を張って言いたい。
常日頃、私が「友人」ではなく「仲間」という言葉を使うのにも意味があります。
友人は、過去の自分を笑い合いながら語れる相手、仲間は未来を創造し一緒に笑い合える相手。

★努力する人は ⇔ 希望を語る人
★怠ける人は ⇔ 不満を語る人
★強がる人は ⇔ よく我慢する人
★大丈夫と言う人は ⇔ よく無理をする人
★よく笑う人は ⇔ よく泣いた人

これからもプラストでは、希望を語り・強がり・よく笑い・大丈夫と言って周りを安心させられる。そんな仲間と切磋琢磨をしていきたいと思います。

代表 加藤 優

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