愛犬の健康を守る“伴走者”になってくれるのが、動物病院。
予防接種はもちろん、体の不調やしつけのポイントなど、何でも気軽に話せることが理想ですよね。
今回は、良い動物病院と出会うポイントをご紹介。
言葉が話せないワンちゃんだからこそ、動物病院と二人三脚+愛犬で、健康ライフを目指しましょう!
【その1】 雰囲気ってやっぱり大切
一番早いのが、入ってすぐの雰囲気。
色々な病気を持った動物が集まるため、感染症予防という意味でも、清潔感は重要。
設備の新旧に関わらず、臭いや床など細かなところに気を配っているかチェックしましょう。
院内の連携という意味で、受付の方の対応やスタッフ同士の雰囲気もポイントです。
【その2】その情報、最新?
動物の医療も日々進歩しています。
流行っている病気や新しい治療法・薬・ケア用品などを積極的に勉強している先生は、新たに発見された病気の予兆、早期発見のガイドラインなどにも精通しています。
そうした知識を日々のコミュニケーションで活かしている先生であれば、病気の早期発見や予防につなげることができます。
情報量や知識を飼い主が判断するのは難しいですが、掲示物やHPなどを見てみるのも◎。
飼い主さん向けのセミナーを開催している動物病院もありますよ。
【その3】「聞いてくれる」安心感
言葉を話せない犬の病気となれば、誰しも大きな不安を感じます。
また費用も治療方法や病院によって大きな差があります。
病気やお金への不安に寄り添い、飼い主の希望を聞いた上で治療方針を考えてくれるかが大きなポイント。
メリット・デメリット踏まえて客観的な目線に立ってくれる先生や、徹底的に気持ちに寄り添ってくれる先生など、どちらにしても“後悔の少ない選択”を後押ししてくれるか、普段から確認してみましょう。
【その4】「誰が治すか」ではなく「どう治すか」
治療を進める中で、他の意見を聞きたかったり、精密検査や高度治療を受けたかったりするケースが出てきます。
そうした時に、快く転院やセカンドオピニオンを勧めてくれるかも、信頼につながります。
自分では飼い主が希望する治療を提供できない。その事実を快く思わない先生も、残念ながら存在します。
「そのコの病気が治るか」という本質を見失わず、最善の選択ができる先生であるか。
治療方針を決める際に、そうしたポイントを確認しておくことが、迅速で確実な治療につながります。
信頼は、築き上げていくもの。
もちろん最初から信頼できる先生に出会えるのがベスト。
しかし先生にとっても、「初めて診る犬」「初めて関わる飼い主」であることには変わりません。
ですからまずは、先生との信頼関係を築いていきましょう。
✔小さな疑問にも答えてくれるか
✔丁寧に診察しているか
✔+αの知識を教えてくれるか etc…
会話をすることで、信頼できる主治医になっていく。その過程を大切にしましょう。
一番の主治医は、あなた。
何より大切なのは、あなた自身が愛犬の日々の行動に関心を持つこと。
「いつもより食欲が無い」「なんとなく動きが鈍い」といった小さな変化が、言葉を話せない犬にとって大きなヒントになります。
またセカンドオピニオンや高度治療の最終判断をするのもあなたです。
自分の感覚と愛情を軸に、信頼できる先生と信頼関係を築いていく。
そうして「ウチのコにとって一番の主治医」を見つけていきましょう。