成犬を迎えるということ 〜保護犬について考える〜

犬を迎えるには、大きく分けて2つの方法があります。
1つは、ペットショップやブリーダーから「購入」する方法。
そしてもう一つが、知り合いや保護団体・施設から「もらう」。
パーラブのお客様にも、保護犬を迎えた方は多いのではないでしょうか?

保護犬の特徴の一つが、成犬が多いということ。
しかし「躾が難しそう」「なついてくれなさそう」といったイメージから、譲渡され
にくい背景があります。

それでも成犬には、たくさんの魅力があります。
これから犬を迎えようとしている方。ぜひ成犬の魅力を知り、選択肢の一つとして考えてみてくださいね。

保護犬の多くは、成犬です

ペットの里親募集のポータルサイト「ペットのおうち」には、日々、多くの保護犬が登録されています。
その中で子犬の登録件数は30101件、対して成犬・老犬は50549件と、子犬より2万件以上も多いです。

これはまず、ほとんどの犬は10ヶ月〜12ヶ月であっという間に成犬になるから。
また、飼育放棄・繁殖引退犬・多頭崩壊などのトラブルに巻き込まれるのは、成犬がほとんどだから。
ほかにも、成犬へのハードルの高さから、子犬のほうが譲渡率が高いからというのもあります。

その結果、保護施設や保護団体のもとで一生を終える成犬は少なくないのです。

成犬を迎える魅力は?

そんな成犬ですが、魅力もたくさん!

たとえばすでに前の飼い主や保護団体のもとで躾・トイレを習得している場合もあります。
最近では、譲渡されやすいように基本的な躾やトイレを教えている保護センターもあります。

また体が完成されているので、「こんなに大きくなると思わなかった」というトラブルが防げるのも一つ。
免疫や消化器官も発達しているため、子犬より感染症や病気にかかりにくいと言われています。

その子の個性×あなたのライフスタイル

ほかにも飼い主の年齢・ライフスタイルに合わせて成犬を選ぶという考え方もあります。

たとえば「犬を迎えたいが、10年、20年後の自分の健康が不安」という40〜60代の方が、成犬を選ぶことも。
また子犬は後追いなど、社会化に向けた訓練の時期が必要です。そのため歳を重ね、自立している成犬を選ぶ方もいます。


活発な子もいれば、一人で過ごすのが好きな子もいるなど、個性が際立っているのも成犬の魅力。
もちろん譲渡の条件として年齢制限もあるほか、外出が多い家庭はNGになることもあります。
終生飼育を前提に、ご自身のライフスタイルや「犬とどう過ごしたいか」を考え、ピッタリの子を検討しましょう。

表情が変わっていく様子は、何よりの幸せ!

そして成犬を迎える最大の魅力は、共に過ごす中で、その子の表情・態度が少しずつ変わっていくこと。

成犬の保護犬は、虐待・多頭崩壊・飼育放棄・繁殖犬など、心に傷を抱えていることが少なくありません。
最初はなかなか心を開いてくれなかったり、躾・吠えグセ・噛みグセに手を焼くかもしれません。
外を怖がり、近所を散歩できるようになるまでに半年〜1年かかる場合も…。

だからこそ次第にその子の表情が和らぎ、リラックスできるようになった時やお散歩が長くなってきた時、ヘソ天で寝てくれた時の喜びは格別。その子をより愛おしく感じられるでしょう。

大切なのは、根気と時間、そして愛情

確かに性格が固まり、過去の飼育環境の影響を受けている成犬は、ラクではないかもしれません。

しかしそれは、成犬に限りません。子犬でも心に傷があり、心を開くまでに時間がかかる子や、元から躾が難しい子や引っ込み思案な子もいます。

大切なのは、根気強く愛情や社会性を伝え、「この場所・人は安心していいんだよ」と分かってもらうこと。
犬もひとつの心を持った生命体。時には人間が犬に合わせることも、共生には大切です。

「おいしい」から、ココロほぐれるキッカケを

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成犬とのコミュニケーションに活用していただきたいのが、パーラブのおやつ。
躾がスムーズになることはもちろん、「人間の手からいいものがもらえる」という意識は、着実に人間への信頼につながりま

ムネささみコラーゲン砂肝といったジャーキー系のほか、金時芋ビスケットなど、種類は様々。
またお散歩の水分補給にキャメルミルクを使うのも、お散歩のモチベーションアップになります。

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「イチから信頼関係を築く」「幸せな生涯を送ってもらう」という根本に、ペットショップ or 譲渡、子犬 or 成犬といった背景は関係ありません。

それでも色々な事情があって、新しい家族を探している成犬がたくさんいます。
ご自身のライフスタイルと犬の個性をすり合わせ、「生涯、幸せにしたい子」を選ぶ。
その一匹に成犬が選ばれたら、この国の犬たちはもっと幸せになれるはずです。

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