弊社では常に何種類かの新商品やリニューアルの開発に向けて活動している企画開発を担う仲間と、現行商品の製造を担う仲間とがいます。
もちろん、お客様へのサービスを担う仲間もいていますし、在庫管理に出荷作業を担う仲間もいてますが今回のコロナの影響で大打撃を追ってしまっているのは企画開発と現行商品の製造を担う仲間です。
あくまで大打撃の話です。全員が打撃はありますが今回は大打撃の話しです。
たとえば、一般的にコスメ系の商品を開発をする際の手順をご案内しましょう。
1、コンセプトを決める(何のために作るのか、それがどのように世の中に役に立てるのか。)
2、レシピを決める。(1、で決めた内容に合う原料を探す)
3、入れ物(容器)を決める。
4、3、で決まった容器に2、で決めた内容物を入れてテストをする。(菌検査・パッチテスト・使用感テスト等)
5、ここまでの事が全て確定したら容器のデザインや裏ラベルの記載内容を決める。
6、製造に入る。
7、金額を決める。
8、完成した商品の撮影をする。
9、ホームページに追加する。
10、発売開始。
この中で、ひとつの工程でもバランスを崩すと何もかもが止まってしまう。。
今回は、その中でいうと一番影響を受けているのが『6、』です。
ほとんどが、容器の納期が大幅に伸びた。ってことかな。
当たり前の事ですが、それだけが原因じゃないですよ!!
殺菌剤ばかりに集中して化粧品工場も混雑しているのもある。
政府が発表した学生への休日により人手が不足している。
企業への自粛。
様々なことが関係してきてます。
ですが、そもそも予定していて全てはスムーズに進んでいた工程が『6、』で困らされた。
それ以降の工程を進めたくても進められないことが多く、進められないことに限って時間のかかる事が多い。
トホホ・・・
泣き言をするつもりではないですけど、予期せぬことだとしてもお客様にワンコ達に心配させたりご迷惑をお掛けするのは本当に心苦しいです。
あ!!!
ちなみに上記の工程は一般的であって完璧な工程でもなければ、あくまで皆様にわかりやすくご説明した次第ですのでアンチは聞きません(笑)
ただね、常々私達は価格と中身で勝負!!!!と言ってきてますよね。
この工程をすべて自社でやっているところはあまりないかもしれませんね。
デザインは自社で提供してもラベルや容器なども、使用するこだわる原料も、すべて化粧品会社さんからのご提案されて決めているケースが多いと聞きます。
そういう意味では何もかも自社でやる事で費用を抑えるとこは抑えて、中身に費用をかけられる。
もっというならば主に採用したい原料を自分達で探し、エヴィデンスから全て用意して化粧品会社さんに持ち込むような事まで毎回全てやってます。
なんのために??
順位などは決められませんが、こんな理由があります。
・自分達の足で探し作る。とても大事なことだと思っているので。
・そうすることで商品に自信をもつことができる。
・愛情をもってお客様にお届けできる。
・安く作れるので中身に費用をかけられる。
だけどね。別にこのやり方が全て正しいわけではないですよ。
それぞれがあっていいと思います。
別に自己満足でやっているわけでもないですけど、そんなやり方でやっているメーカーを好きだ!!って言ってくれるお客様は絶対いる!!
そう信じてそのお客様達に裏切らないモノ作りとモノ探しをして提供する。
そんなメーカーをこれからもやり続けます。
欠品させてしまったり、予定していたリニューアルや新発売が延期になってしまったり、してしまいますが是非これからも応援の程よろしくお願い申し上げます。
以上。
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