上手に取り入れよう!犬に魚ごはん。

犬や猫の好きなものと言えば、犬は肉、猫は魚ですよね。
そのため、犬のごはんに魚を選ぶ人は、多くないかもしれません。ましてや魚は塩分が多い印象もあります。

しかし魚は犬の健康にとっても役立つ食材。
魚をあげるメリットや注意点を知り、魚を上手に活用しましょう!

犬に魚をあげても大丈夫!

結論、犬に魚をあげてもまったく問題はありません。
むしろ人間と同じように、犬にとっても健康に良い成分がたくさん含まれています。

本来、犬は昔から肉食として生活してきました。
しかし人間と一緒に生活をする中で、雑食性の生き物になりました。
また日本は島国として魚を食べる習慣があることからも、人間と暮らす中で、犬も魚を食べるようになったと言われています。

こんなに豊富!魚に含まれる栄養素

■DHA
DHAはオメガ3といわれる不飽和脂肪酸の1つ。脳の働きを活発にし、皮膚や粘膜の健康を保つ=認知症予防に効果的と言われています。人間でもDHA・EPDのサプリメントは人気ですよね。

■EPA
EPAも不飽和脂肪酸の一つ。EPAは血管に血栓ができるのを防ぐ働きがあり、心筋梗塞や脳梗塞の予防に効果があると言われています。またDHAと同様に、認知症予防も期待できます。

■たんぱく質
魚のたんぱく質は肉よりも消化しやすく、アレルギーも少ないとされています。実際、アレルギー体質の犬用のドックフードは白身魚が使われていることも多く、体に負担の少ないたんぱく質とされています。

■カルシウム
骨や関節を丈夫にするカルシウム。魚にもカルシウムが豊富に含まれています。

■タウリン
タウリンはコレステロールや中性脂肪を減らし、肝臓の機能を強化する効果があるほか、動脈硬化や貧血の予防や目の健康の維持にも効果があるとされています。

■コラーゲン
鮭やイワシの皮にはコラーゲンが豊富に含まれています。コラーゲンは犬の被毛や関節ケアに効果があります。

こんな点に、ご注意を

■加工品はNG
基本的なことですが、干物や魚肉ソーセージなどの加工品は犬にとって塩分が強いため、避けましょう。ちなみにしらすなどの小魚も、ほかの魚と比べて塩分が多いので、控えましょう。

■加熱がベター
犬が刺身を食べても、毒ではありません。むしろナマモノには酵素が豊富に含まれています。しかし刺身にはアニサキスのリスクがあるほか、ヒスタミン食中毒を引き起こす可能性も。また、たとえば生のマグロにを大量に食べると、ビタミンB1欠乏症になる可能性も。そういった意味でも魚は加熱したほうがベターです。

■骨に注意
人間と同様、犬も魚の骨が刺さったらケガをしてしまいます。あげる時は慎重に骨を取ってからあげましょう。

どんな魚がオススメ?それぞれの特徴

■赤身魚(マグロ・カツオ・ブリなど)
赤身魚は回遊魚が多く、鉄分豊富。シニア犬に積極的に与えたい食材ですが、加熱すると身が硬くなりやすいほか、鮮度が悪いものはヒスタミンによる食あたりを起こしやすいので、注意が必要です。

■白身魚(鯛・ヒラメ・カレイ・鱈など)
白身魚は低カロリーで淡白、消化も良いため、シニア犬でも食べやすい魚。アミノ酸も豊富で、ダイエットにも向いています。ちなみに鮭も白身魚の一種。ビタミンA、B1、B2、D、カルシウムが豊富で、疲労回復やアンチエイジングに効果のある、強い抗酸化力を持っています。また皮にはコラーゲンが豊富に含まれているので、眼疾患や皮膚トラブルを防ぐ効果も期待できます。

■青魚(アジ、イワシ、サバ、サンマなど)
健康に良い魚の代表格とされる、青魚。DHAやEPAといった不飽和脂肪酸や、タウリンが豊富に含まれています。とはいえ不飽和脂肪酸は、体内で分解される際にビタミンEを大量に消費するので、食べすぎると被毛のツヤがなくなったり、筋肉が衰えたりしてしまいます。

◎エビやカニなどは低脂肪・高タンパクで犬が食べても大丈夫。
ビタミンB12、ビタミンE、リン、銅、タウリン、キチンキトサンといった栄養素も含まれています。
こちらも必ず加熱をすると共に、食べ過ぎるとチアミン欠乏症やアレルギーになるリスクがあります。

◎基本的には普段のフードで栄養は足りています。そのため普段の食事にトッピングする時には、
小型犬(〜5kg):〜10g
中型犬(〜10kg):15〜20g
大型犬(〜20kg):〜40g
を目安にしてくださいね。

魚のフードで、手軽に魚ごはん

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パーラブのフードで、手軽にワンちゃんの食事に魚を取り入れてくださいね。

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