自分が花を持ちたい。
他人に花を持たせたら損した気分になる。
せっかくここまで頑張ったのに、誰かに譲ってたまるか!!!
このような気持ちって大半の方があるのではないでしょうか??
かつての私も正直ありました。
それが承認欲求ってやつですよねぇ。
だけど、自分がその花を持つことより、その花を他人に持たせてあげるほうが実は幸せなんです。
いつも、『誰かのために』を忘れずに生きている人ってすごく輝いていて、そして心底周りの方から愛されているんですよ。
そんな人って必ず自分では花を持たないんですよね。
花を持たせてもらった方も引け目を感じる必要なんてなく、素直に受け取ればいいのだと思います。
私もそうしてきました。素直に受け取れるからこそ、次は受け取った花を花束にして、
次の人に持ってもらう。
誰かに花を持たせてあげて、残った花の香りを楽しむのも、そう悪くないんです。
人間は、産まれたときに泣きますよね。
あれは、死ぬときに笑うために泣くのだと思います。
そして、死ぬときにはたくさんのお花を持ち、たくさんの笑顔に囲まれて天国へと行きます。
悲しくてつらいけど。
いなくてさみしいけど。
『でも、あの人にしてもらった事を涙で返してはいけない』
そんな風に、花を渡され天国へと行けばそれでいい。
人も犬も、命あるものはすべてそう。
大切にしてもらうものではなく、大切にしてあげるもの。
是非、みなさん自分の周りにいる自分よりも弱い立場の方がいれば、なお!!花を持たせてあげてください。
代表 加藤優