全体をみる視点

@青空だと上を向きたくなる 不思議と上向くと気持ちが明るくなるぁ♪

皆さん こんばんは。ゆりです。
この度の大型台風の被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
引き続き大変な状況が続くかと思いますが、どうぞ気を付けてお過ごしください。

 

さて、本日は【気くばり】のお話をしたいと思います。

◆気くばり
同じような言葉に【気を遣う】というのがありますが、気を遣うと気くばりは少し違います。
気を遣うは、その場で出来ることに気を利かせること。
例えば、暑い日の来客に冷たいお茶を入れる。
座るときに椅子を引く などがあります。
では、【気くばり】ってなんでしょう?

◆相手が何を求めているかを考える
相手から求められている一歩先を考える=気くばり
人から何かを頼まれた(求められた)際に、それをただそのままやるだけではなく
なぜ、それを自分に頼んだのか。なぜその人はそれが必要なのか。
を考えて、行動することが気くばりです。

例えば仕事で上司にクレームの報告をする際に
①「○○さんから商品に傷があるとクレームの電話がありました。謝ったところ、納得してもらいました」
というのと
②「○○さんから商品に傷があるとクレームの電話がありました。
状況を確認したところ明らかにこちらが発送の際に付けた傷でした。
お客様には、代替えの商品を送る手配をし、納得頂きました。
また今後同じことが無いよう配送担当者に対策を考えるよう指示を出しました。
現在、その対策案の提出を待っているところです。」
というのでは、報告を受けた上司の印象が変わります。
②は現状を話すだけではなく、現状と経過と状況をまとめて報告することで
上司の思う一歩先を伝える【気くばり】が出来たことになります。

◆全体をみる(俯瞰する)
気くばりに大事なのは、全体をみる視点です。
自分の立場で考えるのではなく、上司の立場、お客様の立場、各部署の立場など
様々な人の立場に立って全体をみることで、自分がどう立ち居ふるまえばいいのかも
見えてくると思います。

◆様々な環境で
仕事での話をしましたが、これは様々な環境で同じことがいえます。
親が子供にお願いごとをされた時も「だめ!」で終わらせるのではなく
どうしてこんなお願いを子供がするのか?という子供の視点で考えると
「だめ!」という方向性は変わらなくても、納得させられる「だめ!」を
伝えることができるのではないかなぁと思います。
家族、友達、サークル仲間など色々な場面で様々なに立ち場の視点を持つことは
きっとあなた自身の視座をあげてくれることにもなります。

◆お手本をみつける
そうはいってもなかなか難しい場合もありますよね。
そんなときは身近にいる【気くばり】上手な人を真似てみるのはどうでしょう?
【学ぶは、まねぶ】です♪
ぜひ、Try(トライ)してみてください。

今回は、気くばりに大切な【全体をみる】話でした。
次回は【同じ気持ち】も気くばりのポイント!という話をさせて頂きます。

最後までお読み頂きありがとうございます。
私と弊社の代表加藤が台本無しでトークを展開する
インスタライブを週1回配信しています。
そちらもぜひご覧ください♪

では、またね~♪
國田裕理

 

 

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