ヘルシー志向な昨今、世の中には色々なミルクが売られています。
ソイミルクを筆頭に、アーモンドミルクやオーツミルクなど。
最近ではコーヒーチェーン店でも、色々な種類のミルクをカスタマイズすることができます。
これらは牛乳に比べてヘルシーだったり栄養価が高かったり、様々な特徴があります。
そしてもちろん牛乳も栄養満点で手頃で、私たちの生活には欠かせません。
そして近年、じわじわ人気を博しているのが、キャメルミルク。
今回は、パーラブが自信を持ってオススメするキャメルミルクの魅力をご紹介します!
キャメルミルクとは?
キャメルミルクとはその名の通り、ラクダのミルク。
パーラブのコラムではおなじみのキャメルミルクですが、馴染みがない方も多いはず。
それもそのはず日本ではほとんど流通していないミルクなのです。
世界中で密かに話題!
もともとアラブなどの砂漠地帯で暮らす人々の重要な栄養源となっていたキャメルミルク。
ラクダのコブには1ヶ月飲まず食わずでも生活できるほどの栄養素が入っています。
そんなラクダからできたミルクは、2013年にイギリスやオーストリアで輸入が許可されてから、世界各国で話題になっています。
ほかにもアメリカでは砂漠地帯の多いカリフォルニアを中心としたエリアで、一部のコミュニティの住人によってラクダが飼育されています。そこで生産されているキャメルミルクが、アメリカ国内で流通しています。
またオーストラリアでは、国内のブランドが2014年に認可され、販売がスタート。もともと砂漠地帯が多く、野生のラクダも多いため、今後キャメルミルクの一大生産国としての可能性を秘めています。
ちなみにラグビーワールドカップで来日したイングランドの代表選手も、キャメルミルクを持参していました。
お腹が痛くならないミルク?!
牛乳を飲むとお腹が痛くなってしまう方は少なくないと思います。
そして犬や猫にとっても、実は牛乳はリスクのある飲み物なのです。
人間も犬・猫も、原因は牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)にあります。
犬や猫は牛乳に含まれる乳糖を分解する消化酵素(ラクターゼ)が少なく、牛乳を飲むとお腹を壊したりアレルギー反応が出やすくなってしまいます。
牛乳を飲むとお腹が痛くなるという人も、このラクターゼが少ない体質と言われています。
キャメルミルクにはこの乳糖が含まれていません。
そのため乳糖を分解できない犬や猫、もちろん人間も、キャメルミルクを味わうことができます。
動物性のミルクなのにヘルシー
牛乳と言えば気になるのは、脂肪分。
コクがあって美味しいですが、やはりコレステロールは高め。
対してキャメルミルクは、動物性のミルクとしてはかなりヘルシー。
なので味わいは牛乳と比べてさっぱり。少し塩みを感じるのも特徴です。
(人間が飲む場合は、そのままはもちろん、シリアルに混ぜたりココアやコーヒーに入れるのもオススメです!)
牛乳 | キャメルミルク | |
脂肪分 | 3.8g | 2.8g |
カロリー | 67kcal | 45.8kcal |
コレステロール | 12mg | 6.3mg |
糖質 | 4.7g | 3.3 |
※100gあたり
ちなみにアーモンドミルクやソイミルクも乳糖は入っておらず、お腹に優しいミルク。
しかし市販品は、飲みやすいように味付きのものが多いです。
またすりつぶし工程で本来の栄養素がなくなり、その分の栄養素が添加されているものも。
成分無調整のものや糖分が入っていないものを選ぶといいでしょう。
牛乳を超える、抜群の栄養!
そしてやはり注目すべきは、豊富な栄養。
ビタミンCは牛乳の約5倍、ミネラルは1.2倍。さらに牛乳にはない不飽和脂肪酸が含まれています。
また、ミルクオリゴ糖が含まれていることも、近年の研究で明らかになりました。
ミルクオリゴ糖は大腸まで分解されずに到達し、ビフィズス菌をはじめとした腸内細菌の栄養となる成分。
ウイルス感染の防御力を高めたり、脳の活性化が期待できると言われています。
徹底した品質へのこだわり
そしてパーラブが扱っているキャメルミルクの大きな特徴は、徹底した安全性。
製造元であるアラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Industry for Camel Milk & Products社は、古来から砂漠地帯での生活に欠かせない主食であったキャメルミルクの科学的根拠を見つけるためCameliciousブランドを起ちあげ、研究をスタートさせました。
しかもISO22000を取得している衛生的な工場で、世界最大級とも言える6500頭ものラクダの健康管理を徹底し、製品開発、品質維持、全てにおいて高いレベルを維持しています。
キャメルミルクに興味はあるけど、品質が気になるという方に選んでいただきたい商品です。
次世代のスーパードリンクと言われるキャメルミルク。
人間・犬・猫問わず、みんなで新しいミルクを試してみませんか?