《愛犬の涙やけにはきらきら、という理由》


大元でございます。

今やたくさんのユーザーさんに愛されている
“きらきらぼくらのなみだごはん”
その昔。わたしがまだお店に立っていたころ、
そのお店の傾向もありましたが、
とにもかくにも皆さん、愛犬の涙やけが気になるご様子で。

来るお客様、来るお客様に
このフードは涙やけがマシになる?
このサプリは涙やけに効く??
このおやつは涙やけがひどくならない???
と毎日毎日聞かれていました。

当時は、魚系フードが涙やけに良いとされていたので(根拠は多分ない汗)
ペット業界に来たばかりでわけもわからないわたしは、
とりあえず皆が良いハズだ!と言っていた魚系フードをお薦めしていました。

魚系フードが涙やけに効く?!

んなわきゃなかったんだけどwww

愛犬の食べるものを魚系にさえすれば
涙やけが治るという都市伝説を、言われるがままに勧めていたある日、
なんか、、、、これってホントに効果ある、、、、?
と思い始めたわたしは、自分なりに、
そもそも涙やけってなんなのか?
なぜ、同じ白いプードルでも、なるコとならないコがいるのか?
リサーチし始めました。

年間何千という犬たちと出会い、カウンセリングし、共に悩み、失敗もしながら
「そのコに合わせたごはんの組み立て」アドバイスをしまくる日々。

セレクトショップだったので、国内外からたくさんの種類のドッグフードやサプリ、おやつも全部集めまくって、
最新のもの、高価なもの、話題のもの、良いと聞くものなら
値段をいとわず仕入れては、様々なお悩みワンコの結果にコミットした
「ごはんの組み立て」がライフワークでした。

そんなある日
あるひとつの答えにわたしは出会いました。

一番効果があるのは「やめる」こと。

ひとは商品を選ぶとき、その効果、に期待します。

喉ごしの良い、ビール
口でとろける、プリン
痒みが止まる、保湿クリーム
着痩せする、ワンピース
お洒落な、観葉植物…

前出の部分は全て、その商品を選ぶ時に消費者が期待する「効果」
効果を求めて、期待して、ご自分の大切な財布の紐をゆるめる。

それが消費者心理の基本。
メーカーはそれを煽(あお)るキャッチコピーを考える。

景品表示法や薬事法の兼ね合いで大袈裟な表現は禁止されているとはいえ
法の網目をくぐり、手を変え品を変え、訴求しています。

それは本当に当たり前の
世界で毎日行われている本当にごく常識的な物品販売の基本のキ。

ですが、なかには素直過ぎてか、ただ単に世間知らずなのか…
勘違いする消費者も多発しているようで。
メーカーのキャッチコピーを間に受けすぎて、その効果を感じなかったと怒り狂う。
もちろん、メーカー側のやり方も良くないケースも多いですが
メーカーにとって商品の売れ行きは死活問題ですので
なり振り構わず必死なのはもう止める事は不可能だと思うのです。


…何が言いたいかというと、
消費者は大切なことを見落としていないですか?ということ。

涙やけを治すために、ごはんやおやつはそのままで
“この涙やけ用サプリを飲んだら治る”なんてことはほとんどなくて…
それはおやつだけそのままでごはんを変えても同じ事なんですが、
犬にとって唯一の食事(おやつ含む)を「本当に新鮮な食材だけでできているごはん」に変えてしまう、
添加物まみれの酸化劣化したドッグフード、同じような犬用おやつ、ガム…
これらのすべてをストップするということが
身体に入れるものを完全にコントロールする、ということが
「涙やけ」にとって何より大切なんだと、わたしはわかったのです。

これを読んで「え???それだけ????」と思った皆さん。

はい。
それだけです。

一番大切なのは「今のその習慣をやめること」です。

メーカーの訴求に怒り狂う前に
まずは「良いモノを摂る」ことより「悪いモノをやめる」
これが何より一番効果がある。

きらきら、という答え。

でも、悪いモノをやめたはいいが、
「本当に新鮮な食材だけでできているごはん」はペットショップには並んでいない。
今でもそう多くもないですが、、、
10年前は仕入れようにも仕入れるに値するものもなかった。
だから自分でオリジナルを作ろうと思ったのがキッカケです。

最初のオリジナルごはんは10年ほど昔。その後、何代も経て
今のきらきらになりました。

これが良いというセオリーやレシピはもちろんあります。
ありますが、それだけでもないのが涙やけ。

病気じゃないし、
薬もないし、
涙管の手術をしても
何をしても
治らないコは治らない。

そんなときはPURSUIT OF LOVEに相談してください。

きらきらに変えてもらっても、今までの習慣をストップしても、
あまり変化のないワンコへの
プラスサプリや環境やお手入れのアドバイスをさせていただきます。

ただひとつ
わたしからのお願いがあります。
もしあなたが本当に愛犬の涙やけを改善したいと思うなら
信じて、簡単に諦めないでください。

何年もかけて作り上げてしまったのが今の体質であるということを
忘れないでください。
たった数日、数ヶ月でそれを帳消しにできると思わずに
謙虚かつ、確固たる信念を持ち、それをコロコロ変えないこと。

これも涙やけ改善にとって大切なことです。

皆さんと愛犬も
きらきらとした生き方を。

我々に出来ることはお手伝いいたします。

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