悩んでいらっしゃる飼い主さんも多い愛犬の涙やけ対策。
特に毛並みの色が薄いコは涙やけが目立ってしまい、気にされる方も多いですよね。
涙やけには色々な原因があると言われており、目薬などを使ってケアしていくことがほとんどです。
では飼い主として、何をしてあげられるか。
今回は食事に着目して、涙やけのケアについて考えてみましょう。
涙やけってなに?
犬の目は外界の刺激から目を守るため、涙で覆われています。
涙腺から分泌された涙は涙小管・涙嚢(涙を溜める袋)を通り、鼻腔を通って流れていきます。
しかし涙が過剰に分泌されたり、涙の通り道に異常があると、涙が循環できずに目から溢れてしまいます。
常に涙が流れた状態になると涙の成分により、毛の色が茶色になってしまう。
これが涙やけになるのです。
どうして涙やけになるの?
涙やけの原因には色々あり、一般的にこのようなことが原因であると言われています。
✔体内の老廃物の蓄積(フードの脂肪分や油分)
✔涙管異常
✔逆まつげ
✔アトピーやアレルギー(食べ物・花粉・ホコリなど)
✔多頭飼いなどでほかの犬から舐められた(歯の汚れや常在菌の細菌感染)
また目が大きい犬や短頭種と呼ばれる鼻が短い犬は、鼻涙管が狭かったり形がいびつだったりして、涙やけを起こしやすいと言われています。
意外に大切な、食べ物との関係
先天的なリスクや病気、逆まつげなどは獣医師と相談しながらケアすることが重要ですが、意外と大切なのが食生活です。
たとえばアレルギー。食べ物のアレルギーによって涙の分泌量が増え、涙やけを起こしやすくなります。
またフードに含まれる質の悪い油や添加物が老廃物となって、涙管に詰まるとも言われています。
もちろん微量の添加物であれば便と一緒に排泄されます。
しかし安価なフードは添加物が多く、排泄できる量を越えてしまうので、涙やけのリスクにつながります。
ほかにも水分不足によって涙の粘度が高まって涙管が詰まりやすくなるなど、食べ物が涙やけに与える影響は少なくないのです。
涙やけをケアする、フードの選び方
フードが涙やけに影響を与えるということは、フードの改善が涙やけのケアにつながるということ。
まずはこんなポイントで、フードを選んでみてください。
✔添加物が入っていない
✔良質なタンパク質が主原料になっている
✔適度に食物繊維が含まれている
特に添加物や主原料は犬の小さな体に大きな影響を与えます。
ちなみに、添加物がなく原料も選べる“手作り食”にしたら涙やけが減ったというケースも多いです。
少しずつ、着実に、土台を整える
もちろん食品は“薬”ではありません。
ですからフードを変えてすぐに劇的に涙やけが改善すると言えないのが、正直なところです。
2〜3ヶ月はじっくりフードを試してみてください。
人間も、日々の生活の中で着実に細胞や常在菌が入れ替わる新陳代謝があります。
もちろんそれは、犬も同じ。
その循環をスムーズにするため、食べ物で腸内環境を整えたり、老廃物を出しやすくする体質を作りましょう。
添加物なし・厳選素材のフードで体質改善
涙やけに着目したのが、「きらきらぼくらのなみだごはん」と「生きらきら」「生きらおとなおいしいごはん」
「きらきらぼくらのなみだごはん」は新鮮なささみを自社でミンチにしています。
そこにトマト・モロヘイヤ・数種類のオメガ3オイルを加えた、体内環境正常化のデトックスレシピ!
肉と野菜、オイルなどがバランスよく含まれており、無添加で上質な素材を厳選。
コツコツ続けることで体内環境を整え、涙やけの原因となる老廃物を排出しやすい体を作ります。
「生きらきら」「生きらおとなおいしいごはん」は、同じく涙やけに着目したウェットタイプのフード。
涙やけの原因の一つには、水分不足があります。
ウェットタイプで水分を補給することで、デトックスと体内の水分アップの両立ができます。
涙やけは薬によって治療することが多いですが、薬だけでは根本解決にはつながりません。
食べ物を通じた「体づくり」も進めていくことで、涙やけができにくい体質を目指しましょう。