水分を摂って、涙やけをケアしよう

以前、冬場の水分補給の大切さについてコラムを書きました。
今回は、ケアについて悩む方も多い「犬の涙やけ」についてお話します。

涙やけは加齢や犬種、さらには健康状態など、様々な原因によって起こります。
さらに一度なってしまうと、根本的な解決は難しいもの。

だからこそ涙やけの有無にかかわらず、今からコツコツケアをしていきましょう。

涙やけの仕組み

犬の目は外界の刺激から目を守るため、涙で覆われています。
涙腺から分泌された涙は涙小管・涙嚢(涙を溜める袋)を通り、鼻腔を通って流れていきます。

しかし涙が過剰に分泌されたり、涙の通り道に異常があると、涙が循環できずに目から溢れてしまいます。
常に涙が流れた状態になると涙の成分により、毛の色が茶色になってしまう。これが涙やけになるのです。

涙やけになりやすい犬種がある

涙やけは涙と涙鼻腔のトラブルによって起こるため、一般的にはマズルの短い犬や目が大きい犬が涙やけになりやすいと言われています。

たとえば…

■トイ・プードルやマルチーズ
先天的に鼻涙管の狭窄や閉塞が多く、鼻涙管閉塞によって涙が流れたり目の周りがかぶれたりといったトラブルから、涙やけが起こりやすくなります。

■シーズーやパグ
短頭種と呼ばれるこれらの犬種は逆まつげが起こりやすく、それによって涙が出て涙やけになりやすいと言われています。

■柴犬やウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア
プードルやシーズーとは少し異なりますが、これらの犬種はアレルギーが起こりやすい犬種と言われているので、アレルギーによる鼻腔の詰まりや涙が、涙やけにつながる可能性があります。

ほかにもある、涙やけの原因

たとえば加齢。加齢に伴って涙やけが気になってきたペットも多いと思います。

歳を重ねると涙の分泌量をうまく調整できず、涙で目の周りが長時間濡れている状態が続いてしまいます。
また若い時と比べて免疫力が落ちてしまうため、涙やけが起こりやすいと言われています。

また添加物の多いフードを日常的に食べている場合も、添加物によって鼻涙管が詰まり、涙やけが起こりやすくなります。

涙やけの治療は?

涙やけの治療法に、正直、抜本的なものはありません。

治療法としては鼻涙管閉塞や逆さまつげの治療がありますが、「涙やけ」の治療には直結しないもの。
涙やけ自体は病気ではないため、「治療」というカタチでは確立されていません。
だからこそ、目の周りをカットしたり生活を見直したりと、こまめなケアが必要なのです。

涙を減らすには、水分を減らす方がいい?

飼い主として一番始めやすいのが、生活の改善。
これまでお話したように、涙やけは涙が出すぎていることによって起こることが多くあります。

では水分量を控えればいいのか…?
答えはNOです。むしろ水分不足は涙やけを悪化させる要因になってしまいます。

体の中の水分量が減ると老廃物が排出されにくくなり、代謝が悪くなります。
その結果、鼻涙管に老廃物が溜まって涙やけが悪化するので、やはり積極的に水分を摂ることが必要です。

フードからも、水分を

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しかし犬にお水を飲ませるのは大変です
特に今の季節は寒くて運動量が減るため、水分を摂る機会も減ってしまいがち。

だからこそ日々の食事の中で、上手に水分を摂っていけるような工夫をしてみましょう。
たとえばお肉や野菜を煮込んだものを煮汁と一緒に加えたり、ウェットフードの割合を増やしてみたり。

パーラブのウェットフード「生シリーズ」は、水分と栄養の両方をしっかり摂れるスグレモノ。
100gあたりの水分量は84〜86gとたっぷり。
また馬肉や赤身などの上質なタンパク質を豊富に使い、食材はすべて「食品」を使用。
厳選したフカヒレが入っている商品もあるなど、犬の健康と安全に徹底的にこだわったウェットフードです。

もちろん美味しさには絶対の自信を持っているので、食いつきもよく、手軽に水分を補給できます。

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とはいえ食品は“薬”ではないので、フードを変えてすぐに劇的に涙やけが改善するとは言えません。
ですからせめて2〜3ヶ月はじっくりフードを試してみてください。

水分をしっかり摂って体の巡りを良くし、老廃物を排出しやすくなる体を作る。
そんな涙やけケアを、パーラブのフードと共に始めてみませんか。

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